作・加里屋さろん
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あれから300年以上の時が過ぎていた・・・・
原惣右衛門の脇差見つかる
(赤穂新報2009年11月14日付け朝刊より)
赤穂四十七士の一人、原惣右衛門(はら・そうえもん・もととき)が吉良邸討ち入りの際に所持したとされる脇差(わきざし)が見つかった。
明石市に住む子孫が亡父の遺品を整理している時に見つけたもので、刀身の長さは約47センチ。木製の鞘には、原惣右衛門元辰が所持し泉岳寺に預けていたものとの記述がある。
原惣右衛門は赤穂藩の足軽頭で、吉良邸討ち入りに際しては吉田忠左衛門と並んで参謀役として大石内蔵助を支えた。
見つかった脇差は、11月16日(月)から赤穂大石神社の宝物殿で一般公開される。
原惣右衛門の脇差は江戸時代のハイテクか?
(赤穂新報2010年12月14日付け朝刊より)
恒例の赤穂義士祭の開幕を前に、赤穂四十七士の一人、原惣右衛門(はら・そうえもん・もととき)が所持していたものとして昨年発見された脇差(わきざし)の科学的な鑑定が、播磨科学公園都市にある大規模放射光施設・SPring-9(スプリング・ナイン)で行われた。
SPring-9は、電子を高速に加速することによって発生する放射光と呼ばれる光を利用して、物質の細密な構造を分析できる施設で、1998年に発生した和歌山毒物カレー事件で毒物の同定に使用されたことでも知られている。
2009年に行われた事業仕分けによって廃止が決まった同施設の言わば最後の利用がこの脇差の鑑定であったが、鑑定結果は全く意外なものであった。刀身のほとんどはタングステンにコバルト、クロムなどが含まれた特殊合金で、鉄のおよそ1000倍の強度を持っていることが分かった。分析にあたった研究者らは、この脇差が江戸時代に作られたとは考えられないとのコメントを出している。
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